1993年、日本初の認定制度「計量法校正事業者登録制度(JCSS)」創設から30年、
NITEは日本の認定制度を支えてきました。
さらにNITE認定センターは2002年に認定機関「IAJapan」としても活動開始、
創立20年を過ぎた今、さらに成長を続けています。
NITE、IAJapanトップのメッセージをご紹介します。

2023年、我が国の認定制度は創設30周年を迎えました。
これまで当機構の活動にご理解、ご協力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、その起源を輸出絹織物検査所として1928年1月15日に産声を上げました。創設以来、適合性評価に含まれる活動の1つである“検査”からスタートし、その後、検査方法等の標準化、商品テスト(“試験”)、試薬等の“認証”などを経て、現在の計量法に基づく校正事業者などの“認定”へと時代と社会ニーズに合わせ業務変遷し、常に適合性評価と共に歩んでまいりました。
NITEは、製品安全分野、化学物質管理分野、バイオテクノロジー分野、適合性認定分野及び国際評価技術分野において、法律執行と政策支援の充実を図るとともに、それらの業務を通じて得た知見を結集し、わが国におけるイノベーションの創出に貢献すべく努めております。このイノベーション創出の基盤となるのが“適合性評価”であり、新しい製品や技術が社会実装される際、それらの信頼性確保の手段として活用が期待されています。
国民や産業界から求められるニーズは日々刻々と変化しており、近年では、地球環境や動物福祉といった新たな価値観に基づく認定ニーズも増えています。今後も皆様との対話を通じて課題を見つけだし、新たな価値を創造し続けることにより、持続可能性のある社会の構築に努めてまいります。

今後とも皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

長谷川 史彦

独立行政法人
製品評価技術基盤機構

理事長長谷川 史彦

平素より独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センター(IAJapan)の活動にご協力いただき誠にありがとうございます。

IAJapanは、公的認定機関として2002年に設立され、試験所、校正機関、標準物質生産者、製品認証機関など現在では600を超える適合性評価機関を認定しております。昨年はIAJapan創立20周年、産業標準化法試験事業者登録制度(JNLA)創設25周年を迎えたと共に、本年には計量法校正事業者登録制度(JCSS)創設30周年を迎えました。日本の適合性評価分野の発展のため、制度開始当初からご尽力頂いた関係機関、その後IAJapanの認定制度を共に盛り上げ育ててきた認定事業者、審査員等の皆様には厚く御礼申し上げます。
この節目の年を記念して、IAJapanは「認定制度創設30周年記念イベント」 を開催することといたしました。当イベントでは日本における適合性評価分野への理解促進と更なる発展を目指し、適合性評価分野に関する各種情報発信を行います。
例えば、IAJapanのこれまでの歩みを振り返りつつ、認定事業者、関係者の皆様に適合性評価分野の将来像や今後のIAJapanへの期待について講演をいただき、未来に向けたIAJapanの新たな挑戦とあるべき姿をお示しすることで、共に未来を創り出していく意識を共有できる場としたいと考えております。
また、適合性評価制度の歴史、海外の状況、現状等を取りまとめた『適合性評価ガイドブック』を当特設サイトでご覧いただけます。その他各種コンテンツを追加して参りますので、皆様の適合性評価制度への益々のご理解の一助となれば幸いです。

関係各位におかれましては、引き続きご指導・ご支援をお願い申し上げます。

斉藤 和則

独立行政法人
製品評価技術基盤機構

認定センター所長斉藤 和則

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